ニュースと出版物
アップル社のMFi認証が独占の疑いで告発される
Thu Jan 18 12:52:00 CST 2018 発表者:华诚小編

2018年1月8日、広東品勝電子股份有限公司(以下、「品勝社」という)は、アメリカのアップル社及びその関連会社である苹果電脳貿易(上海)有限公司、苹果電子産品商貿(北京)有限公司が中国の独占禁止法の関連条項に違反したと称して、中国国家工商行政管理総局独占禁止法及び不正競争防止法執行局と、国家発展改革委員会価格監督検査及び独占禁止局に告発した。

 品勝社は、アップル社はMFi認証の過程においてMFi認証及び関連認証について費用を徴収し、チップやデータ線の営業利益から配当をもらい、アップル社が一方的にMFi認証を取り消せるという条項を設け、MFi認証を得たデータ線のメーカーはアップル社が指定するメーカーのみからチップやコネクタを購入することができるという制限を設け、MFi認証の基準は公開せず、アップル社が正当な理由なしに品勝社にMFi認証を与えることを拒否するなどの行為は独占に係ると指摘した。

品勝社の弁護士である蒋利瑋は、「中国の独占禁止法の規定に基づき、市場で支配的地位を有する事業者が不公平な高価で商品を販売し、又は不公平な低価で商品を購入すること、正当な理由なしに、取引相手が当該事業者とのみ取引を行うことができるよう制限し、又は当該事業者が指定した事業者とのみ取引を行うことができるよう制限することを禁止する。また、アップル社がチップの販売価格を固定するのは、独占禁止法における『事業者と取引相手が第三者への商品再販売価格を固定するという合意を結ぶことを禁止する』という縦型の独占協議に属する」と述べた。

(出所:法治週末)

当事務所のウェブサイトの内容は一般情報の提供を意図するものです。本ウェブサイトの内容は弁護士とクライアント間で法律上の代理関係を形成するものでも、特定の案件の法律アドバイスを提供するものでもありません。ウェブサイトの利用者は弁護士から専門的な法律アドバイスを入手しなければなりません。特定な係争等の事実または状況がある場合、適切な法律またはその他の専門的アドバイスを取得せず、当事務所のウェブサイトの情報に基づいて行動を起こしたり、起こすことはお控えくださるようお願いします。

© Copyright 2000-2015 All Rights Reserved | 原版icp備15028801番だった プライバシー方針 | フィードバック

沪公网安备 31010402001317号

Lin